親同士のお歳暮の贈り合いをやめたい! どう進めればいい?

親同士のお歳暮の贈り合いをやめたい! どう進めればいい?

子供が結婚し、実家同士がお歳暮を贈り合うのは

よく聞く話ですよね。

 

新しく出来た両家の繋がりが良好になり

手紙や電話でのお礼から会話も生まれます。

 

ただ、実家同士の繋がりは長く続いていくもので

歳を重ねると家計や健康の状態などで

そろそろ「やめたいな」と考える親も少なく

ありません。

 

親同士のお歳暮のやり取りをやめる方法

失礼のないかたちで提案します。

 

 

 

お歳暮の受け取りを辞退したい!失礼のないお断りの返信の仕方

 

 

お歳暮は、相手の方への日頃のお礼の気持ちを

表すものなので、お歳暮をお断りするのは

「失礼に当たる行為」となります。

 

ただ、年齢を重ねて負担に感じてくる事が

多いのも事実です。

 

この場合はお断りする際にはきちんと礼を

尽くして理解してもらいましょう。

 

実は相手のご両親も「こちらもそう思っていた」

ということも少なくないので、気持ちを丁寧

伝えることで角が立たずに進められます。

 

 

■ 伝え方とお断りする時の文例

 

電話よりも手紙の方が、丁寧な印象できちんと

気持ちが伝える事が出来ます。

 

お歳暮を断る手紙は思いついたタイミングで出す

のではなく、お歳暮を贈り合った時の「お礼状」

書くのがスマートで角が立ちません。

 

 ■ お断りの文例

贈り物のお礼を書いた後に、次のような文言で

気持ちを伝えます。

 

・ 今後お気遣いなさいませんように。

・ お心遣いは誠にありがたいのですが

  次回からは辞退させていただきます。

 

また、今後も変わらぬお付き合いはお願いしたい

という文面を付け加えます。

 

(相手の両親)様のご厚意はいつも大変ありがたく

  存じますが、今後はどうかお気遣いなさらない

  ように お願い申し上げます。

 

・ 温かな心遣いに対し誠に心苦しい限りでは

ございますが、今後とも末永くお付き合いの

程お願い申し上げます。

 

 

ここで大切なのが、親同士だけではなく、子供夫婦にも

話を通しておいて協力してもらいましょう。

 

礼を尽くしたお手紙や電話でお歳暮の辞退を

伝えるだけではなく、子供夫婦が間に入ることで

誤解なく受け入れてもらえるでしょう。

 

中には子供達がお互いの両親に伝えることだけで

お歳暮のやり取りをスムーズに終わらせる事が

出来た話もあります。

 

お歳暮のやり取りに疑問や負担を感じた時は

1度子供夫婦に話してみましょう。

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娘の嫁ぎ先への送付をやめるにはいつまでに言うべき?

 

 

お断りするタイミングは次のようになります。

 

① 相手からお歳暮を頂いて、こちらからも追って

お歳暮を贈る時。

 

② こちらからお歳暮を先に相手の方へ贈って

相手からもお歳暮が届いた時のお礼のタイミング。

 

お歳暮とは季節的にも全く関係ないタイミング

相手からお歳暮を頂く前にお断りしてはいけません。

 

失礼にあたるので気をつけましょう。

 

あくまでも翌年のお歳暮のやり取りに対して考えを

伝える形です。

 

また、嫁いだ娘の親の場合は、娘の旦那さんに

協力してもらいましょう。

 

旦那さんからご両親に話してもらっておくことで

話し出しやすくなります。

 

 

お歳暮に関して言い出しやすいタイミングが

あります。

 

1.節目の時

3年目、5年目、10年目など節目の時にお礼状

などで「縁あって親戚になりお陰様で○年になり

ますね。」と、気を使う間柄ではなくなったことを

伝えましょう。

 

2.孫が生まれたタイミング

孫が生まれた年は、とても話を切り出しやすく

「お互いおじいちゃんおばあちゃんになり

ましたね」と、これからは孫を通しての交流に

移行する形にしていきたい気持ちを伝えます。

 

3.定年退職や配偶者との死別や別居のタイミング

経済面や家庭面で大きな変化があったときが

きっかけになります。

 

私の親はお歳暮を贈らなければいけないと堅く

考えるタイプ。

 

でも、高齢になって大変になったらしく、毎年

お歳暮の時期が近づくと愚痴をこぼすように

なりました。

 

その上、お歳暮を頂くことに「迷惑」とまで

感じているようでした。

 

せっかくの贈り物の気持ちが届かないのは

とても残念。

 

我が家では私の方から提案しました。

 

最初は意地にも似た気持ちで受け入れられない

ようでしたが、私たち夫婦の声掛けで快く

聞き入れてくれて肩の荷が下りたようでした。

 

 

 

まとめ

 

お歳暮のような季節の贈り物は、贈り合うことが

嬉しいと感じる人もいれば、気使いに疲れて

しまう人もいます。

 

高齢になるにつれて重荷になることがあり

お互いそう思いながら言い出せずに続けて

いることも多いようです。

 

お歳暮は年に1度のことですが、負担に感じる

ようならば子供夫婦に相談してみて、無理は

せずにお付き合いしていきましょう。

 

 

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