顔や体には日焼け止めを塗っても、髪の毛には
塗っていない…という方も多いのではない
でしょうか。
髪は私たちの体の中でも、髪の毛は紫外線の
影響が最も出る場所。
中学生でも運動部に所属していれば屋外で
過ごすことも増え、頭皮の日焼けが気に
なりますよね。
しかしここで気になるのが、頭に使う
日焼け止めの種類です。
頭にも体と同じ日焼け止めを使っても
良いでしょうか？
日焼け止めを頭に使うと髪の毛がパサパサに！？その原因とは
頭皮の日焼けが気になり日焼け止めを使った
けれど、髪の毛がバサバサに…。
これは、頭皮や髪にしっかりと日焼け止めが
塗れておらず、紫外線で髪の毛がダメージを
受けている可能性があります。
というのも、髪の毛は顔の5倍以上も紫外線の
影響を受けやすい場所なのです。
紫外線の影響を受けやすい場所にも関わらず
日焼け止めを使っていない・紫外線対策を
していないと次のような悪影響が出やすく
なります。
・髪の毛がパサパサしやすくなる
髪の毛が日焼けしてしまうと、髪表面にある
キューティクルが傷ついてはがれてしまいます。
すると髪の内側にある水分や成分が外に流出
してしまい、髪の毛がパサパサ、ごわごわ
するといったことに…。
・ヘアカラーの色が落ちやすくなる・髪が茶色くなる
私たちの髪の毛には、内側にメラニンがあります。
しかし、紫外線によりキューティクルがはが
れることで、髪の毛がより紫外線を吸収しや
すくなりメラニン色素を分解してしまうのです。
すると髪の毛が変色しやすくなりヘアカラーの
色が落ちやすくなる・髪が茶色になりやすく
なります。
特に濡れた髪は紫外線を吸収しやすくなり
髪の色が赤くなりやすくなります。
サーフィンや水泳を好む人の髪が明るいのは
このためといわれています。
・抜け毛や薄毛、顔のたるみにも
頭皮も顔と同じく、お肌の一部です。
そのため日焼け止めを使わないと頭皮も当然
日焼けをしてしまうのです。
頭皮の日焼けは乾燥した状態でもあるため、
健康的な髪が育ちにくく抜け毛や薄毛の原因
にもつながります。
また、頭皮は顔とつながっているため顔が
たるみやすくも…。
上記のような症状が起こりやすくなるため
頭にも日焼け止めを使った方が良いといえる
でしょう。
普通の塗り方ではダメ！日焼け止めで髪が痛まないための２つの工夫点
日焼け止めの種類は多くありますが、頭に
塗るときはスプレータイプのものがおすすめ
です。
スプレータイプのものでも使用感さ様々なため
パサパサ髪を防ぐためにも購入時にはパッケージに
「サラサラ」と記載があるものを選ぶように
しましょう。
また、日焼け止めを使うことで髪が傷んだ…と
後悔しないためにも、次の2つのことを意識して
みましょう。
1.洗い流さないトリートメントと一緒に使う
髪にダメージを与えないよう、余裕があれば
日焼け止めだけでなく「洗い流さないトリー
トメント」も一緒に使うようにしましょう。
洗い流さないトリートメントには、髪に栄養を
与える効果はもちろん、髪の毛の表面をコーティ
ングしてダメージから守ってくれる効果もあると
いわれています。
日焼け止めと一緒に使うことで、紫外線から
髪の毛を守ることができそうですね。
2.シャンプーとトリートメントで日焼け止めを
しっかりと落とす
日焼け止めの大半にはオイルが配合されて
いるので、毎日汚れをしっかりと落とす
必要があります。
日焼け止めを落とすときは髪の毛を洗うときと
同じように、ぬるま湯でしっかりと洗うことが
大切です。
洗った後は、忘れずにドライヤーを使って髪を
乾かすことも忘れてはいけません。
髪の毛が生乾きだと、ダメージにつながります。
髪を乾かすときのポイントは、最後に冷風を使う
ことです。
こうすることで髪のキューティクルが整い
ツヤも出てくるはずですよ。
まとめ
髪の毛は顔の5倍上紫外線の影響を受けやすい
場所であるため、頭にも日焼け止めを使う
ことをおすすめします。
また、日焼け止めを塗っていても次の項目に
該当する場合は、しっかりと日焼け止めが
塗れていない可能性があります。
・髪の毛がパサパサする
・ヘアカラーの持ちが悪い
・薄毛や抜け毛が気になる
上記のような症状を改善するためにも、日焼け
止めを使うことをおすすめします。
使いやすいものとしては、スプレータイプの
ものです。
また、日焼け止めを使うときは髪にダメージが
残らないよう。
・洗い流すトリートメントと一緒に使う
・シャンプーとトリートメントで汚れを落とす
ことも忘れてはいけません。
髪の毛の日焼け対策までしていなかった、という
方は美しい髪になるためにも、しっかりと
紫外線対策をしていきたいですね。
