大事な娘の七五三。
悪い思い出にさせないためにはしっかり
準備が必要です。
はじめての七五三はわからないことがいっぱい。
お子さんのためにもわからないことは必ず
調べるようにしましょう。
今回はそんな方のために、七五三の知って
おきたいことをご紹介します。
【七五三で着物のお下がりはアリ?ナシ?】
七五三をお祝いする際、決めなくてはいけない
ことがいっぱいありますよね。
その中でも大切なのが衣装。
女の子の場合、着物を着る場合がほとんど
でしょう。
七五三にお下がりの着物を着るのはあり
なのでしょうか?
七五三の着物をレンタルするとなると安価な
もので4000円ほど、すこし素材が良いもので
10000円ほどかかります。
購入となるともっとかかります。
七五三は他にも初穂料や食事会の費用、着付けの
費用など出費も少なくないため、少しでも出費を
抑えるために、着物のお下がりをと考えると
いうのも1つの方法ですよね。
七五三にお下がりの着物を着るということは
問題はないでしょう。
実はあるアンケートによると、七五三に
お下がりを使用したという人は約3割で
購入したという人よりも多い結果でした。
インターネットの書き込みなどを見ていると
「お下がりは良くない」「縁起が悪い」なども
書かれていますが、お下がりに関しての
考えは人それぞれです。
ご夫婦やご家族で話し合って、お下がりの
着物で良いとなれば、お下がりを使用する
ので何ら問題ないでしょう。
正し、お子さんの七五三に対してご夫婦で
決めてお下がりを使うということは良いですが
例えば親戚や祖父母が無理やりお下がりを
渡すのはおすすめできません。
実際にそういった体験をした方も少なくない
ようですが、話を聞くと、正直迷惑だった
という意見がほとんど。
周りからしたら気を遣ってのことだとは
思いますが、色々な考えを各ご家庭で
お持ちだと思うので、もしお下がりが
あるなら、「お下がりあるけどどう?」と
軽く聞く程度にしましょう。
「使いたい」という返答があれば、お下がりを
渡すのが良いでしょう。
【七五三に30年前の着物を着せたい場合】
七五三に自分が着ていた着物を娘に着させたい。
30年前のものでもお下がりとして着させるのは
問題ないのでしょうか?
七五三の着物について調べてみると、自分の
子供の時に着た着物を娘に着させたという人は
実際にいらっしゃいました。
古い着物を着ること自体は問題はありませんが
長く保管していたが故のトラブルも考えられます。
考えられるトラブルは
・シミ
・カビ
・変色
・防虫剤のにおい
きれいに保管していたつもりでも、やはり長い
時間が経っていると、色々なトラブルが
出てしまうものです。
着る場合にはこれらのトラブルがないか事前に
確認するようにしましょう。
必要があればクリーニングに出さなくては
いけません。
古い着物をクリーニングに出す場合、長いと
1か月ほど仕上がりにかかってしまう
場合があります。
七五三に間に合わなかったなんてことが無い
ように余裕を持ってクリーニングに出す
ようにしましょう。
古い着物と最近の着物とでデザインや形なども
違います。
昔に比べると身長が高くなり、手足も長い人が
多くなったため、昔の着物だとサイズが合わない
場合もあります。
お直しをすれば着られるようになる場合も
ありますが、お直しするにも時間が
かかります。
こちらも余裕を持ってお直しに出すように
しましょう。
また柄にも流行がありますよね。
古臭さを感じるようなデザインでお子さんが
嫌がるのであれば、着させるのを考えた方が
良いかもしれません。
しかし昔のデザインは、味があっていい場合も
あります。
どうするかは親御さんだけで判断するのではなく
お子さんにも聞いて決めるようにしましょう。
【まとめ】
七五三の着物はお下がりであっても問題は
ありません。
ただし、かなり古いものだと着物にトラブルが
ある場合や、サイズが合わない場合もあります。
直したりキレイにするには時間がかかることが
考えられます。
余裕を持って準備するようにしましょう。
またデザインなども最近のものとは違うので
着るかどうか、お子さんとも話し合うことを
おすすめします。